ここ数日は、
非常にいい空気である。
お昼を外で食べながら、
幸せを感じる日々である。
太陽は皮膚を焼くほどに熱く強いけれども、
陰に入ればすっと冷やされるのは、
パリ。
石川は家の周りは、
パリである。
休み無く田植えは続き、
毎日身体がパンパンになるのもまた、
充実したものである。
顔についた泥と汗を手ぬぐいで拭う行為も、
幸せである。
昼間は暑いけど、
朝晩のすっと澄んだ空気感と、
その肌寒さ、
それもまた、
パリ。
石川は家の周りは、
パリである。
好天が続き、
用水には水が流され、
田んぼに水がはられて、
日が落ちればカエルの大合唱は、
田舎らしい。
9時に寝たら変な時間に目が覚めてしまった朝方3時。
カエルも寝てしまったか、
非常に静かである夜中朝方。
お母と大げんかをした夢で目が覚めた。
「やっぱりあんた、お父さんと比べたら不完全やわ、全然駄目。」
道ばたで父親に比べられ、
存在を駄目だしされて家を飛び出す決意をした、
夢を見た。
寝起きである。
「お父さんは、獅子吼から見るこの時期の景色が大好きやってん」

田んぼにうつる夕日を眺め勝手に語りだした母親は29日で54歳。
『54歳の記念に写真とるか』
『シルエットだけでいいけ?』
「見えんくらいがちょうどいい」

「おかあさん痩せたやろ?」
「おかあさん若いやろ?」
「おかあさん肌きれいになったやろ?」
一日各2回くらい聞かされるその台詞に、
54年の重みと、
必死さが伝わってくる。
昨日29日は、
年々、
何かしら面白みが増して、
味がでてくる母親の、
54歳の誕生日でした。

自慢じゃないけど、
“こうたのかあちゃん”は結構おもしろい。
やまだこうた
posted by やまだこうた at 04:22|
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